港区立高輪いきいきプラザ

2024.09.06

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ネコのiPS細胞に成功

ネコのiPS細胞を世界で初めて作成した、と発表したのは大阪公立大学大学院獣医学研究科らの研究グループです。当プレスリリースによると、iPS細胞を用いた新規治療法の開発や、遺伝性疾患などの病態解明が期待されている中、猫は犬に比べて研究事例が極めて少なく、高品質なネコiPS細胞は無かったのだそうです。そこで、「外来遺伝子のゲノム挿入がないネコiPS細胞」を作成したというわけです。また、「避妊手術の際に廃棄される子宮より採取した細胞からも、ネコiPS細胞の作製に成功した」と伝えています。そして、「今後、本研究で作製したネコiPS細胞を活用した研究が進むことで、慢性腎臓病などの病態解明や、新たな細胞治療法の開発が期待される」と結んでいます。「猫は、人間と一緒に生活している大事な家族の一員」。本研究グループのさらなる研究成果に期待しましょう!

世界初! 遺伝子挿入がなく高品質なネコiPS細胞の安定作製に成功|大阪公立大学 (omu.ac.jp)

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。SM

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