港区立高輪いきいきプラザ

2023.12.01

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糖尿病神経障害とは?

日本臨床内科医会のHPによると、糖尿病の3大合併症と言えば、神経や目や腎臓にさまざまな障害を起こすことが知られていますが、網膜症や腎症、そして全身の神経に至る神経障害など、どれも高血糖で起こる合併症です。中でも、糖尿病神経障害については知られているようでよく知られていないようです。主に2つの障害が発生するとか。一つは、自律神経障害。胃腸や心臓などの内臓の働きを調節している神経に起こります。症状としては、立ちくらみ、排尿障害、下痢、便秘、勃起障害などが現れるそうです。もう一つは、感覚・運動神経障害。手足の感覚及び運動に関係する神経に起こるようです。症状としては、足のしびれ、冷え、つり (こむらがえり) など。全身の神経の中でも特に足先・足裏から起こりやすいとか。チクチク 、ジンジンなど刺すような痛みなど、人によって症状はさまざま。全身にさまざまな神経障害が起こるため、症状は患者ごとに異なるようです。ともあれ、「血糖値が高め」と言われたら、まずは生活習慣や食生活を見直すこと。そして、厳格に血糖コントロールを守っていくことが大切です。糖尿病を「甘く」見ないでくださいね。

 

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