港区立高輪いきいきプラザ

2024.07.27

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将来北海道の雪質が変わるってホント?

パウダースノウで有名な北海道。その北海道で、多くのスキーヤーを魅了する雪の質が変わるかもしれないというお話です。「将来北海道で降る雪が、現在本州で降る雪のようになることを初めて明らかにした」と発表したのは、北海道大学大学院理学研究院及び気象庁気象研究所の共同研究グループです。当プレスリリースによると、「これまでの数値シミュレーションによる雪の将来変化に関する研究は、雪崩の発生や雪質に深く関わるとされる降雪粒子(降ってくる雪)の特徴を扱っていないため、降雪量や積雪量の変化といった雪の総量を対象としたものがほとんどで、降雪粒子の特徴がどう変わるか?については調べられていなかった」とのことです。本研究では、「独自に開発した、降雪粒子の成長過程を直接追跡できるモデル(成長過程追跡モデル)と、北海道大学のスーパーコンピュータを用いて、降雪粒子の特徴を考慮した数値シミュレーションを行い、降雪粒子の特徴が、現在と温暖化が進んだ将来とでどう変わるかを調べた」そうです。その結果、温暖化が進むと、北海道で降る雪は、現在の本州で降る雪のように変化する可能性があることを明らかにしたと述べています。

新着情報: 北海道の雪は将来、本州の雪に似る?~北海道で降る雪の特徴を初めて計算~(理学研究院 准教授 佐藤陽祐) (hokudai.ac.jp)

画像はプレスリリースから引用させていただきました。SM

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