2024.07.25
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一度の激しい運動が体重を増やす!?
東京都立大学人間学部と筑波大学体育系の研究チームの報告によると、『高強度運動はその後の身体活動と体温の低下を招き、体重増加につながることが動物実験で明らかになりました。』との発表がなされています。
一度の高強度運動が、ストレスホルモンとも呼ばれるコルチコステロンの概日リズム(わかりやすく言えば”体内時計”)を乱し、その後の身体活動や熱産生が低下して減量効果を減らしてしまうという仮説が立証されたとの事です。
マウスによる実験で、高強度運動、中強度運動、安静の3つで運動前後の身体活動量と熱産生の指標となる深部体温を観察した結果、「高強度運動群で運動後の身体活動量と深部体温が低下し、食餌摂取量には変化がなかったにもかかわらず、体重の増加がみられた」との事です。
減量したいからと言ってやみくもに高い強度の運動をしても、逆に体のリズムが変わってしまい体重は増えてしまうという研究成果は、メタボ予備軍の筆者も心に留めておきたいと思いました。
ニュース :: 【研究発表】一度の激しい運動がその後の身体活動量と体温を下げ体重を増やしてしまう | 東京都立大学 (tmu.ac.jp)
高輪いきいきプラザ H.H.