港区立高輪いきいきプラザ

2024.07.24

  • ニュース

胃・大腸がんの早期発見・早期治療

「胃・大腸がんの早期発見・早期治療による治癒率は90%以上」の認識率は3割未満、がん検診、受ける人・受けない人で二極化、そして、胃・大腸がん検診非受診者のうち、約30%が非受診理由として 「自覚症状がないから」と回答。これは医療機器メーカーのオリンパスが行った調査結果です。全都道府県別の4060代男女計14,100人を対象とした、「胃・大腸がん検診と内視鏡検査に関する意識調査白書2024」を発行。それによると、日本では1年間に約100万人の方が新たにがんと診断され、男性では3人に2人、女性では2人に1人が生涯でがんに罹患し、2022年には約38万人の方が、がんで亡くなっているとの事。この死亡率低減のためには、国が推奨する5つのがん種(胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・子宮頸がん)の検診受診が重要と言い切ります。これらの検診受診率は5割に満たないものが多く、国が目標とする60%に届いていないとか。特に、胃がん・大腸がんは、早期発見・早期治療により98%以上が治るにも関わらず、検診および精密検査の受診率が低いと述べています。その理由ですが、「胃・大腸がんの早期発見・早期治療による治癒率は90%以上」の認識率が3割未満という結果とも関連しているようです。繰り返しになりますが、胃がん・大腸がんは、早期のうちに発見し、治療をすれば、治る可能性がとても高く、治癒率は98%以上なのです。また、治癒率60%未満と回答した人の割合は約3割と、事実と乖離した認識を持つ人も多数見られるとも述べています。要は、早期発見・治療によるメリットが、未だ多くの方に認識されていない実態が明らかになったと結んでいます。今回の調査によって判明した、がん検診を「受ける人/受けない人」の二極化。あなたはどちらの側ですか?

 オリンパス、胃・大腸がん検診と内視鏡検査に関する意識調査を実施:2024:ニュース:オリンパス (olympus.co.jp)

画像はオリンパスのHPから引用させていただきました。SM

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