2024.06.24
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肋間神経痛とは?
肋骨と肋骨の間にある末梢神経に、痛みが走る症状の肋間神経痛。その原因の大半は神経の痛みではなく、筋肉(肋間筋)のけいれんだそうです。時事メディカルの記事の中で、横浜市立大学付属市民総合医療センターペインクリニック内科の北原雅樹部長が言及していました。同記事によると、肋骨の骨折や開胸手術などに伴う肋間神経損傷による痛みなのだとか。またその他にも、ヘルニア、帯状疱疹などさまざまな原因が想定できるそうです。上述の北原先生によると肋間筋のけいれんとは、ふくらはぎに起きるこむら返りと同じということです。ともあれ、動かなくても痛みが消えないこの病。ストレスや筋肉の凝りに関係しているというのですから厄介です。北原先生曰く、「痛みの背後に深刻な病気が無いか確認するためにも」呼吸器内科を受診してほしいということです。最後に、原発性肋間神経痛を発症しやすい人の特徴として①運動不足②喘息の人③肩こりや背中の痛みある人で、働き盛りの人に多く見られ、高齢者は少ないということですが、もしそれらしき症状のある方は早めに受診していただきたいとアドバイスしています。