港区立高輪いきいきプラザ

2024.06.19

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逆スクワットをご存じですか?

日々の運動がいかに大切か、というお話です。厚労省の発表によると、毎年約5万人が「運動不足が原因で死亡」しているようです(東洋経済ON LINEの記事より引用)。運動不足で死亡というのは、ロコモシンドローム(運動器症候群)で、体を動かす能力が不足したり衰えたりすることで、フレイルに陥り、寝たきりになることを意味しています。加えて、運動不足によるメタボリックシンドロームも関係しているとか。つまり、肥満や脂質異常症、高血糖や高血圧など生活習慣病によって命に係わる疾患を引き起こすリスクが高まる、ということです。では、そうならないためには、どのような筋トレを心がければいいのでしょうか。ご存じのように、人間の筋肉の約7割は下半身に集中しています。従って、下半身中心の運動がよいことは自明の理。高齢者の転倒防止、しかりです。実は、スクワットは太ももやお尻などの筋肉だけでなく、脊柱起立筋という体幹の筋肉を高める筋トレなのだそうです。そこで、ぜひ試してみたいのが「逆スクワット」。つまり、しゃがむ、からスタートして、両腕を前に出して、背筋はまっすぐに。そして、ゆっくり立ち上がります。次に、鼻から息を吸いながらしゃがみます。30秒でこの2つの動作を繰り返すのが良いようです。100回のスクワットよりも10回の「逆スクワット」?毎日少しづつ回数を増やしてみてはいかがでしょうか(上述の記事の中で整形外科医の吉原潔氏が推奨していました)。

 

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