港区立高輪いきいきプラザ

2024.06.14

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睡眠時ブラキシズムとは?

「睡眠時ブラキシズム」という言葉をご存じでしょうか?これは睡眠中に行われる歯ぎしりやくいしばりのことで、目覚めている時よりもはるかに大きな力が嚙合わせる力としてかかっている状態です。原因は、不明のようです。眠りが浅い時ほど起きやすいといわれています。こうした癖があると、口腔内で様々なトラブルが発生するようです。当然、歯ぎしりを繰り返していると、歯の強度が落ちたり、ひびが入ってかけたり折れやすくなるとか。さらに、歯茎にも悪影響をあたえるため、歯周病が悪化してしまう負のスパイラルが起きます。では、どのような対策をすればよいのでしょうか?まずは、生活習慣を見直し、過度な飲酒や喫煙をやめて、ストレスの少ない状態を保つこと、そして歯医者が勧めるのはマウスピースの装着です。そうすれば歯や顎にかかる力を軽減することができるわけです。歯ぎしりには、てんかんなどの病気が隠れていることもあると指摘する医師もいますので、あまりひどいようであれば、医師の診断を仰ぐことも必要かもしれません。大阪大学大学院歯学研究科のHPによると、咀嚼に使う顎の筋肉が睡眠中に過剰に働くと、頻繁に歯ぎしりをする睡眠時ブラキシズムになるとのこと。その一方で、睡眠中に顎や舌の筋肉が緩むことは、気道が狭くなって生じる閉塞性睡眠時無呼吸の一因にもなってしまいます。そこで当大学では、眠ると、咀嚼を調整する脳のしくみが異常な働きをする原因の解明に取り組んでいるとのことです。

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