2024.06.12
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超加工食品店と肥満率の不思議な関係
英国の話です。インペリアルカレッジロンドンの研究チームが興味深い調査を行いました。「地域住民の肥満度の高さと超加工食品などを販売する店舗の距離が、そして肥満度の低さには青果店の密度やスーパーマーケットの距離が関係していた」と発表したのです。実際、高脂肪、糖分及び塩分過多の食品を販売する店舗と肥満率に関連が認められたというのです。ただ、コンビニは肥満との関連は認められなかったとか。本研究結果によって、スーパーや青果店などが新鮮な野菜や果物などを提供していることに着目し、肥満対策としてこうした食品を入手しやすい環境の整備が求められると報じています。もちろん、そのためには、まずは消費者の意識付けが重要なのは言うまでもありませんが。