港区立高輪いきいきプラザ

2024.06.07

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1分に救命率が10%低下?

1分に救命率が10%低下するそうです。これは、心停止のときにAEDを使わず、心臓マッサージも行わない場合のお話です。そこで、救急車の到着を待つ間、肺蘇生術を続け、AEDによる電気ショックも行うことが望まれる、と訴えるのは時事メディカルの記事。人工呼吸が難しい場合は心臓マッサージだけでも構わないそうです。「それで救命率は2倍、さらにAEDを使えば6倍になる」と述べています。しかし、その有効性は理解されていても、実施率が悪いのはなぜでしょうか。特筆すべきは、その実施率。女性は男性より低いそうです。上述の記事によると、女性に行う場合「AEDは電源を入れて2枚のパッドを右胸の上と左のわき腹に直接貼るが、服を完全に脱がさなくても下着をずらして貼れる。貼った後に服を掛けて肌を隠してもよい」とアドバイスしています。ともあれ、通報して救急車が到着まで全国平均で約9分かかるそうです。つまり、何もしないと助かる可能性は大幅に低下することをお忘れなく。

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