2024.05.17
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甘酒の豊富なヴァリエーション
甘酒は栄養満点の「飲む点滴」、と訴えるのは日本発酵協会のHPです。甘酒も麴を使った伝統的な発酵食品というわけです。ただ、甘酒は「麹甘酒」と「酒粕甘酒」に大きく分かれ、麹甘酒は古墳時代から存在していたとか。5月13日付日刊ゲンダイヘルスケアの記事によると、酒粕を砂糖で調味した「酒粕甘酒」は昭和に入ってから作られるようになったようです。もちろん、酒粕には麹が含まれていますので発酵食品に変わりありません。同記事によると、「酒粕甘酒」は米麹甘酒にはない「レジスタントプロテイン(水溶性食物繊維のような働きをするタンパク質)」も生成されるとか。この成分がコレステロール値を低減したり、肥満を抑制したりする作用があるとか。腸内細菌活性化のためには、「朝に水溶性食物繊維を取ることがおすすめ」とアドバイスしています。タンパク質、葉酸、ビタミンB群、食物繊維などの栄養素も米麹甘酒よりも豊富に含まれているとか。加えて、上述の記事によると、ピンク色の「紅麹甘酒」、クエン酸が豊富の「黒麹甘酒」、ビタミン、ミネラルが豊富な「玄米甘酒」、古代米を使って作られる「古代米甘酒」など、様々な種類の甘酒のヴァリエーションの豊富さに驚かされます。そこで、たまには朝ジュースではなく、「朝甘酒」はいかがでしょうか。