港区立高輪いきいきプラザ

2023.11.22

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難聴と認知症

以前本欄で取り上げましたが、「難聴が認知症のリスクを高める」ことをご存じですか?近年の研究では、軽度で1.8倍、中等度で3倍、重度で4.9倍と言われています。音による情報処理は脳のさまざまな部位を活発にしていますが、その処理が低下すると、脳の活動そのものも低下してしまうのです。つまり会話に消極的になれば、人との関係も疎遠になり、その結果「うつ」や「フレイル」にもつながると言われています。実は、難聴の原因の一つは、血液循環の悪化。認知症のリスクを減らすためには、補聴器の使用が推奨されています。国立長寿医療研究センターのHPによると、難聴を放置すると、もの忘れや不安感、焦燥感が高まるとの調査結果があるそうです。要は、生活の質に直結しているという訳です。特筆すべきは、「聞こえにくさ」と「もの忘れ」の両方が重なるときは要注意なのだとか。さて、二回目の紹介になりますが、パナソニックのHPでは、「耳年齢」の目安が記載されています。耳年齢をチェックできるサイトです。20代から60代までどれだけ聞き取れるかチェックできるようになっています。因みに、60代は10,000Hzです。ぜひトライしてみてください。

 パナソニック

聞こえチェック (panasonic.jp)

国立長寿医療研究センター

https://www.ncgg.go.jp/hospital/navi/02.html

 

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