2024.05.03
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「酢酸菌」って何?
「酢酸菌」のことを知っていますか?乳酸菌や納豆菌と並ぶ食用の発酵菌の一つだそうです。アルコールを酢酸に変える細菌の総称で、お酢をつくるのに欠かせない存在だとか。因みに、酢酸菌は空気中にも浮遊しているようです。さて、そのお酢の成分「酢酸」を作る酢酸菌ですが、「体内の免疫細胞を活性化し、花粉症などのアレルギー症状や風邪症状を抑えるといった有効性があることも分かってきた」と報じているのは、時事メディカルの記事で、食品メーカー、キユーピーの奥山洋平さんが話しています。同記事によると、「血圧上昇の抑制、血糖値・コレステロール値の低減、内臓脂肪の燃焼促進」などの効果が期待でき、生活習慣病対策に良いとのことです。加えて、「本来は外敵の細菌が持つような、ウイルスなどを感知・探索するためのスイッチに働き掛けることが判明した」とも述べています。同記事で、イシハラクリニック副院長の石原新菜医師は酢酸菌が豊富に含まれている「にごり酢」を推奨しています。なぜなら、「身近で手に入るお酢は、ろ過されにごりが除去されている。この部分に酢酸菌が豊富に含まれているため、あえてにごったままのにごり酢を販売する蔵元もある」との事です。因みに、「花粉による不快症状に効果があるとされる必須量・1日400億個の酢酸菌が配合されている」商品もあるようです。
お酢のもと「酢酸菌」の知られざる力~免疫の働きサポートで花粉症、風邪症状に効果も~|医療ニュース トピックス|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト (jiji.com)