2024.04.26
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4月26日は「よい風呂の日」
本日4月26日は「よい風呂の日」だそうです。お風呂に入れば、1日の疲れをとることができ、免疫力も高まり、体を清潔に保つことができます。でも、たとえゆったりとした時を過ごすことができても、入浴中に急死する高齢者がいることも忘れてはなりません。たとえ、体調不良がないときや、大量の飲酒がなくても犠牲になってしまうのはなぜでしょうか。その理由はよくわかっていませんが、入浴に伴う死亡は圧倒的に冬期間に発生していることは事実。とはいっても、夏場にないとは言い切れません。入浴に伴う転倒や急激な温度変化による脳の障害も報告されており、単に「安易に浴槽入浴を励行することは避けるべきだ」という意見もごもっとも。とはいえ、日本経済新聞が報じた記事によると、「入浴の頻度が週7回以上の高齢者は、週2回以下しか入浴しない高齢者に比べて要介護認定リスクが約3割有意に低いことが明らかになった」と言われています。従って、過度な高血圧がある場合は入浴を控えることや、心疾患や脳血管疾患、神経疾患を有する高齢者の入浴には十分に注意が必要であることは言うまでもありません。そうしたことも含めて、これからの季節、夏バテしないためにも、「38℃くらいのぬるめのお湯につかることで、副交感神経が優位になり、そうすると体がリラックスモードになり、スムーズな入眠につながりやすくなること」をお忘れなく!