2024.04.26
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さえずりを使い分ける小鳥たち
「小鳥がさえずりの内容を、目的に応じて柔軟に変えられる能力を持っていることを明らかにした」と発表したのは、東北大学大学院生命科学研究科らの研究グループです。本研究グループは、「ジュウシマツのさえずり中の音素を迅速にテキスト化するプログラムを開発し、ジュウシマツがさえずり中に発する音素の並びを、意図的に変えられるのかを調べたそうです。その結果、上述のように、ジュウシマツが柔軟に音声を使い分けられることが分かったとか。今後、「ジュウシマツが柔軟に音声を使い分ける際の脳内機構の詳細を明らかにすることで、ヒトの言語の生成・認識能力の脳内機構の解明に貢献することが期待できる」と述べています。
tohokuuniv_press0425_01web_bird.pdf