2024.04.24
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自動醸造症候群（腸発酵症候群）とアルコールチェック
自動醸造症候群（腸発酵症候群）という非常に珍しい病気があることをご存知ですか？この病気、アルコールを飲んでいないのにアルコールチェッカーが反応してしまうのだそうです。時事通信社の記事によると、「飲酒運転の疑いで起訴されたベルギー人の男性が体内でアルコールが生成される特殊な病気、自動醸造症候群（ＡＢＳ）を患っているとして、法廷で無罪となった」と報じています。では、なぜアルコールを飲んでいないのにアルコールチェッカーが反応してしまうのでしょうか？実は、消化器官内に存在する酵母（イースト菌）が、何らかの原因によって、異常増殖し、消化器官内で糖分をアルコールに変換してしまうのだとか。腸内発酵がある場合は、腸発酵症候群。炭水化物などの糖分の摂取によって、体内でアルコール成分が作られて、結果として酩酊状態になるというわけです。ただ、非常に稀な病気であることは事実。よからぬ嫌疑をかけられない為にも腸内環境のバランスには気を付けてくださいね。
