珈琲とパーキンソン病の関係

カフェイン入りのコーヒー摂取とパーキンソン病との関係について行ったコホート研究によると、パーキンソン病リスクの低下が認められたということです。この研究はオランダの大学で実施され、時事メディカル（４月２２日付）が報じています。具体的には、「欧州6カ国・約20万人の食生活質問票および血漿サンプルから、パーキンソン病と診断される前のコーヒー摂取量を推定した結果」だとか。本研究の担当者は「カフェイン含有コーヒーの摂取はPDリスクを低下させることが示された。コーヒーによる神経保護作用は摂取量に依存的であり、カフェインおよび主要な代謝産物が大きく寄与している可能性がある」と述べています。ただ、カフェインレスコーヒーの摂取にとの関連は認められなかったそうです。