港区立高輪いきいきプラザ

2024.04.12

  • ニュース

「トリゴネリン」って何?

コーヒーに含まれる「トリゴネリン」という成分に、加齢に伴う認知機能低下を改善する効果があると発表したのは、筑波大学生命環境系の研究グループ(2023.9.21)ですが、老化促進モデル(SAMP8)マウスを用いた実験で、加齢に伴う空間学習記憶障害の「トリゴネリン(TG)」による予防改善効果が明らかになったそうです。この「トリゴネリン(TG)」ですが、筋肉の健康や機能を改善するのに役立つことが新たな研究で分かったそうです。独医学誌ネイチャー・メタボリズムに掲載された研究内容ですが、いくつかの動物の血液中のトリゴネリン濃度を調べたところ、濃度が高いほど筋力や筋機能が高いことが分かったと報じています。逆にトリゴネリン濃度が低いと、サルコペニアを引き起こす可能性が高いとか。実験では、マウスにトリゴネリンを与えたところ、ミトコンドリアが活性化。老いたマウスでも筋肉の機能が維持されることが分かったそうです。但し、心臓や血管の働きを促進するなど、コーヒーにはさまざまな健康効果があることが分かっていますが、カフェインの過剰摂取には注意が必要です。また、砂糖の入れすぎにも気を付けましょう!

コーヒー由来成分「トリゴネリン」のマウスでの認知機能改善効果を発見 | 医療・健康 - TSUKUBA JOURNAL

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む
過去の活動報告
(アーカイブ)