港区立高輪いきいきプラザ

2024.04.05

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フレイル対策のための在宅での運動プログラムとは

高齢者のフレイル対策には、運動がとても大事であることはよく知られています。ただ、残念ながら高齢者を対象とした自宅でも簡単に行えるトレーニングシステムは確立されていません。そこで、筑波大学医学医療系の研究グループは、「簡単な運動プログラムと、その実施状況を遠隔で管理できるモニタリング機能を備えた『スクバラ®』という新しいトレーニングシステムを考案した」と発表しました。このシステムにより、筋肉の量を増やし、また足の力を強くする可能性が明らかになったそうです。この「スクバラ®」では、レジスタンス運動とバランス運動を組み合わせた、短時間で完遂できる複合型の運動プログラムが動画チャンネルで提供されるとか。これに、「モニタリングシステムが組み合わされており、動画チャンネルの管理者が、各参加者に割り当てた動画の視聴時間を、運動プログラムを実際に行った時間としてカウントおよびモニタリングする」ということです。で、実際に、つくば市在住の健常な高齢者を対象にスクバラ®の効果を検証したところ、参加者は全身の骨格筋量を増やし、下肢の筋力を強化する傾向が見られたと述べています。

 

在宅での運動プログラムの実施状況を遠隔モニタリングするトレーニングシステムを考案 | 医療・健康 - TSUKUBA JOURNAL

 p20240328140000.pdf (tsukuba.ac.jp)

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