港区立高輪いきいきプラザ

2024.04.05

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安全な新型コロナウイルスワクチンの開発

 

「新型コロナウイルスワクチンの開発に成功した」と発表したのは、東京医科歯科大学らの研究チームです。「ナノ粒子製剤化していない裸のmRNAが全身性の副作用を伴わず強力な免疫を誘導できることを世界で初めて実証した」ということです。実は、現在使われている mRNAワクチンは、脂質性ナノ粒子などの殻でくるまれて投与されているそうですが、それが副次的有害事象を発生させている可能性が高いとのこと。そこで、mRNAを殻で保護しない「裸のmRNA」からなるワクチンを開発し、SARS CoV-2 (COVID-19)ウイルス感染症を予防することに、世界で初めて成功したと述べています。この「裸mRNAワクチン」は、全身性の副反応を軽減し、感染症予防に必要な免疫を誘導できることが強みですが、今後、実用的には、軽微な副反応がゆえに何度も接種可能なワクチンプラットフォームとなることが期待できると結んでいます。

新しい治療モダリティ「分子集合体治療」創出のための大学発スタートアップ設立を目指す提案がJST・D-Globalに採択 | 国立大学法人 東京医科歯科大学 (tmd.ac.jp)

 tmd.ac.jp/files/topics/61965_ext_04_29.pdf

 

 

 

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