港区立高輪いきいきプラザ

2024.03.22

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もし家族の誰かが感染症にかかったら?

家族の誰かが感染症にかかったら、どう対応すべきか「事例に基づく対策」を調査する目的で、「感染症の家庭内感染対策に関する生活者調査」を行った大手雑貨メーカーのライオンによると、「家庭内感染をしなかった家庭はより多くの感染対策を早い段階から実施していた」ことが分かったと発表しました。具体的には、新型コロナウイルス感染症の家庭内感染を「した家庭」と「しなかった家庭」を比べると、 「しなかった家庭」の方が ①より多くの感染予防対策を実施していた ②感染者との接触がわかった時点や、体に違和感を覚え始めるなど、早い段階から予防対策を始め、 対策実施期間も長かった ③感染者発生時点で、家庭内感染を起こさせたくなく、それが可能だと思っていた人が多かったなどの傾向があったそうです。また、感染対策時期については、「感染者と接触した」 または「体調に違和感を感じ始めた」の比較的早期の段階から感染対策を始めた割合は、家庭内感染「しなかった家庭」で43%に対し「した家庭」で34%、 平均対策期間もそれぞれの家庭で 6.7 日と 4.6 日と、家庭内感染「しなかった家庭」の方が早くから対策を始め、対策期間も長い傾向となったことが分かったそうです。つまり、両者の間に感染者発生当初の家庭内感染予防に対するモチベーションの高さや、家庭内感染予防をあきらめない気持ちに差があったといいます。

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